梅雨入りが始まり、じめじめとした今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか。
ここ最近忙しくブログを更新できませんでした!やっと少し落ち着いてきましたので、買い取らせて頂いたガンを紹介させていただきたいと思います!
当店はサバゲーグッズをはじめとしたトイガンの買取専門店です。
実際に買取を行っている査定員が記事を執筆しているので、信頼性が高い内容になっております。
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それがこちらのコルトM1911シリーズになります!!
M1911といえば、ハンドガンの中のハンドガンと言っても過言ではないのでしょうか?様々な映画やドラマ、アニメにも使われているとてもメジャーな銃です。
M1911は、アメリカ合衆国の銃器設計家ジョン・ブローニングの設計に基づき、アメリカ合衆国のコルト・ファイヤーアームズ(コルト)社が開発した軍用自動拳銃になります。
M1911の歴史
米軍では19世紀末、当時採用していた複数のリボルバーに置き換わるような優れた自動拳銃の選定を開始していました。1898年に起きた米西戦争で、フィリピンの先住民モロ族との衝突の際に、蛮刀を振るって突進し森林戦をしかけてくる先住民に対し、当時制式拳銃として使用していたコルトM1892の.38ロングコルト弾ではストッピングパワー(弾が生物に当たった時にどのくらい行動不能に至らしめるかの指数的概念)が足りないとの報告が多数あり、その後にアメリカ陸軍で実施した弾薬のテストの結果を勘案し「新弾薬として.45口径以上の大口径弾を採用すべき」との結論に至りました。
それを受けたコルト社が軍に売り込むべく新弾薬「.45ACP」を開発し、その売り込みが功を奏し、米軍は.45ACPを新制式弾に決定しました。またその際に.45ACPを使用するM1905と言うM1911の前身とも言うべき拳銃を開発し、1906年に開始された.45ACP弾を用いる次期制式拳銃のトライアルに参加しました。米軍の度重なる改修要求にも応じ、1910年に行われた6000発の連続射撃を行うテストの際には一度の動作不良も起こすことが無かったそうです。
その結果、コルト社はトライアルに勝利し、1911年にアメリカ軍に制式採用されました。1911年に採用されたためM1911と呼ばれ、1926年に細かな改修が加えられ「M1911A1」となりました。1985年にベレッタM9が制式採用されるまで、実に70年以上にわたってアメリカ軍の制式拳銃として使用され、更に制式を解かれた後も、改良を加えたM1911と部品の一部を新品に交換した物が一部の特殊部隊と海軍で使用され続けており、銃の使用年数を加算すると100年以上も使用されているものもあるそうです。
M1911の特徴
M1911に用いられた設計は、現代に至るまで多くの拳銃でも採り入れられています。その中でも大きな特徴はティルトバレル式ショートリコイル機構やサムセイフティ、グリップセイフティになります。
スライドが後退する際に銃身の後端がわずかに下降するため、銃口が水平よりわずかに上を向く事をティルトバレル式ショートリコイル機構と呼び、弾を発射する際に反動によってスライドと銃身が後退し、後退によってロックが解除される間に銃身内の圧力が低下するため安全に排莢されます。この機構は、あまり複雑な加工を必要とせず、製造が容易であるため、21世紀現在でも広く使用されている機構になります。
上の画像のような、ハンマーをコックした状態でも安全装置をかけられる機構をサムセイフティと呼びます。
そして握った時親指と人差し指の股が当たる部分(上の画像の箇所)に安全装置(グリップセイフティ)があり、これをしっかり握り込まないと撃てない仕組みになっています。
この様な特徴の他にもM1911は誕生以来大半のパーツの設計がほとんど変わっていないため、非常に豊富なカスタムパーツが存在し、使用者の好みに合わせてカスタムしやすい銃となっております。
お買取りさせて頂いたお品物の状態
最近買い取らせていただいた銃に今回紹介させていただいているM1911シリーズの物が多かったため、その中でも特に素晴らしかった銃を3つ、簡単に紹介させていただきたいと思います!!
最初はこちらの六研&リアルマッコイズ コルト M1911 MODELになります!
この商品は先程も紹介したM1911の最初のモデルを再現したモデルガンになります!リアルマッコイズは正式にはTHE REAL McCOY’Sと言い、「正真正銘の本物」という意味があるそうです。
その名に恥じない程に完成度が高い造りになっており、1000丁限定生産のモデルになっているため、とても価値のあるモデルガンになっております!
そして2つ目はこちらのエラン×六研 コルト ガバメント M1911A1になります!
このモデルガンはM1911に改修が加えられたM1911A1を再現しているモデルで、M1911との明確な違いは、銃のトリガーの長さがM1911A1の方が短くなっている所です。
コルト ガバメントを中心に据えたモデルガンメーカーのエランが、先程のM1911と同じ六研と制作した商品で、こだわり抜いた造形や 仕上げの美しさ、さらに作動性も高いため、非常に評価の高いモデルガンになっております(価格もかなり高いです…)。
最後はこちら台東商事(MGC)のコルト コンバットコマンダーになります!
こちらはモデルガンの歴史を築いてきたメーカーであるMGCがMGCの親会社である台東商事(タイトー)の名前で発売していた時のモデルガンです。
コンバットコマンダーは1971年に護身用として発表されたM1911の短縮型で、銃身長4.3インチのショートモデルになっております。「コマンダー」とは日本語で指揮官のことを意味し、高級将校向けに設計された銃になります。
持った時に安定感があり、ショートモデルですが重量も今まで紹介した中で一番あるので、「銃」を持っている感が一番あるモデルガンでした!
最後に
ガンランドではモデルガンに限らず、電動ガン、ガスガン、エアガンはもちろん実際に使われていた軍隊の服や装備、勲章なども買取させて頂いております!
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To be continued…