エアガンのお手入れでお困りですか?
エアガンは昨今人気のサバイバルゲームで使用されることで多いですが、皆さんはサバイバルゲームにかかわらず、エアガンを使用した後しっかりお手入れをしているでしょうか。
エアガンにはメンテナンスが欠かせません。
エアガンのお手入れを怠ると具体的にどのような問題が生じるのかちょっと確認しておきましょう。
基本的にエアガンは丈夫な作りになっていますが、お手入れを怠るとエアガンの命中精度や威力が下がり、さまざまなパフォーマンス低下に繋がってしまいます。場合よっては故障の原因になってしまうので、こまめにエアガンの状態をチェックすることが大切です。
しかし“メンテナンス”と聞くと、時間がかかったり、色々手間がかかるのではないかと、どうしてもメンテナンスに対してネガティブなイメージを抱いてしまいます。面倒に感じるその気持ちはわかりますが、実はエアガンのお手入れは意外と簡単にでき、時間もそれほどかからない方法があるのです。もちろん複雑な手順を踏んで行うメンテナンスもありますが、お手軽なお手入れ・メンテナンスでも十分にエアガンを長持ちさせることができます。
そこで、本記事ではエアガンの簡単なお手入れを中心に、大切なエアガンを長持ちさせるためのコツを紹介していきたいと思います。
これを読めば、エアガンを長く使用するための基本をしっかり学ぶことができます。是非最後までご覧ください。
ちなみに当店はエアガンをはじめとしたトイガンの買取専門店になっています。
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この記事は次のような人におすすめです!
- エアガンを初めて購入し、手入れ方法を知りたい方
- エアガンのパフォーマンスを維持し、長持ちさせたい方
- 手入れやメンテナンスに必要な情報を詳しく知りたい方
エアガンの基本を知ろう
エアガンの動作
エアガンは内部に気体をとりこみ、その圧縮した気体が吹き出す力を利用してBB弾を発射するという特徴があります。そもそも「エアガン」という呼称は、海外では実銃の仲間である「空気銃」のことをさし、日本国内でも携行するためにはきちんとしたライセンスが必要な「空気銃」が存在します。しかし東京マルイをはじめとしたトイガンメーカーの製品はライセンス取得の必要はありません。
エアガンとガスガンの違い
エアガンの種類を大きく三つに大別したとき、電動ガン、ガスガン、エアコッキングガンがあることから分かるように、ガスガンもエアガンの仲間に含まれます。しかしエアガンとガスガンを比較したとき、作動方式やエネルギー供給システムに違いがあり、性能も異なってきます。
エアガン
エアガンは、圧縮した空気でBB弾を発射します。主な空気の圧縮方法は「電動方式」と「エアコッキング方式」とがあります。「電動方式」の場合は、電気の力を利用してシリンダー内の空気を圧縮し、「エアコッキング方式」の場合は、空気を圧縮するためのピストンを手動で移動させます。
ガスガン
ガスガンの場合は、エアガンのように圧縮した空気を利用するのではなく、気化した液状ガスの圧力を利用してBB弾を発射させます。
エアガンのお手入れ
エアガンの手入れ・メンテナンスを薦める理由
エアガンをこまめにお手入れするのとしないのとでは、エアガンのパフォーマンスに大きな差が出てきます。エアガンの性能を高水準で保つために、また、大切なエアガンを長く使用するためにも、ここでお手入れをすることの利点をしっかり確認しておきましょう。
弾道が安定する
エアガンは、「インナーバレル」と呼ばれる銃身の内側にある部品の中を通ってBB弾を発射させます。このインナーバレルが汚れたままだと、BB弾の弾道が乱れてしまう恐れがあるため、定期的に汚れを落として命中精度の低下を避けるようにします。
エアガンを長期使用できる
エアガンにはBB弾を発射する前にインナーバレルから空気を吸引する仕組みがあります。その時、汚れ、砂、ホコリなどを空気と一緒に吸ってしまうとエアガンの故障に繋がることがあるので、こまかなメンテナンスを心がけてエアガンのトラブルを未然に防ぐようにします。
威力の維持
インナーバレルからホコリなどが入ってしまうと内部に汚れがたまっていき、それぞれのパーツ間で不要な抵抗が起きてしまいます。そうなるとエアガンの作動効率が落ち、結果としてパワー低下を招いてしまいます。しかし簡単なお手入れを定期的に続けていればエアガンの性能を高い水準で保つことができます。
お手入れの頻度
一般的にエアガンのお手入れはの頻度は、サバイバルゲームなどで使用したあとにその都度行うことが推奨されています。また、使用する前にもメンテナンスや動作チェックをすることが推奨されています。エアガンのメンテナンスは10分程度で完了する簡単なものなので意外と苦になりません。
手入れ・メンテナンスに必要な道具
メンテナンス用品
それではメンテナンスに必要な用品について紹介していきたいと思います。お手持ちのエアガンに必要な手入れ用品を準備して、いつでもメンテンナンスができるようにしておきましょう。
スプレー(シリコンスプレー)
脱脂や清掃で使うパーツクリーナーや、各部の可動部に注油するために使用するシリコンオイルスプレーは必需品です。バレル内にあるゴミを吹き飛ばすためにエアーダスターを使用するとより効果があります。
クリーニングロッド
クリーニングロッドは、先端にウエスやペーパータオルを取り付けてインナーバレル内に挿入して掃除をするときに使用します。
綿棒
細い場所、汚れがたまりやすいレイルには綿棒が役立ちます。他にもパーツの清掃や注油でも使用する便利品なので常備しておくことをおすすめします。
雑巾
主に外装の汚れを落とす際に使用します。水拭き用と乾拭き用の2枚を用意するといいでしょう。
ウエス(ペーパータオル)
ウエスはクリーニングロッドの先端に取り付けて使用します。ウエス布を使用するのが理想ですが、ペーパータオルでも代用できます。
エアガンの手入れ・メンテナンス手順
エアガンの手入れ・メンテナンスは基本的に掃除をメインに行うのでとても簡単です。初心者はまず掃除をしてきれいに保つことを意識し、分解を伴うメンテナンスは扱いに慣れてからにしましょう。
初心者用の手入れ・メンテナンス手順
外装の掃除
まず、外装やマガジンなどのホコリを除去する簡単なところからはじめましょう。水で濡らした雑巾で拭いたあと、金属部品の錆を防止するために乾拭きします。また、外装の隙間や奥まったところは綿棒を使用して綺麗にしていきます。
バレル内部の清掃
ウエス(もしくはペーパータオル)に少量のシリコンスプレーを吹きかけ、クリーニングロッドに取り付けます。そのあとクリーニングロッドをゆっくりひとつの方向にねじりながら挿入します。強くこすらないように気を付けながら数回往復させてからゆっくり引き抜きます。また、ロッド挿入後に異物にぶつかる感触があった場合はそれ以上奥へ挿し込まないようにしてください。
可動部の掃除
潤滑油切れを防ぐために、定期的に可動部にシリコンスプレーを吹きかけます。ここで少し注意してほしいのは、シリコンスプレーを注油する場所はエアガンによって違うので、必ず付属の取扱説明書を参照してから可動部の掃除を行ってください。
トラブルシューティング
エアガンを使用していると、様々なトラブルが発生することがあります。よくある問題とその対策について確認していきましょう。
作動不良
原因
パーツの摩耗、汚れ、潤滑不足が原因となることが多いです。
対策
分解して内部の清掃を行い、汚れを取り除きます。各動作部に適切に潤滑油を塗布し、摩耗したパーツは交換します。
精度低下
原因
バレル内の汚れやBB弾の品質が原因となることがあります。
対策
バレル内部をクリーニングロッドなどで掃除します。高品質のBB弾を使用し、バレル内に異物がないか確認します。
プロに頼るべき時
公式やエアガンショップでは、修理対応を行っているところが多くあります。個人で修理が難しい場合は、プロに相談依頼しましょう。
複雑な内部構造の故障
システム全体の不具合や、内部の精密機構の問題などの場合。
繰り返し発生するトラブル
自分で修理しても再発する問題は、根本的な原因が解決されていない可能性があります。
保証期間内の故障
メーカー保証がある場合は、メーカーに修理を依頼することで保証を受けることができます。
長期間使用しない場合の保管方法
エアガンを長期間使用しない場合は、適切な方法で保管しましょう。
適切な保管環境と注意点
直射日光の当たらない場所・適切な温度と湿度が保てる場所での保管
エアガンを長期保管する際は、直射日光の当たらない場所で保管します。高温や湿気の多い場所は避けてください。
マガジンとチャンバーのBB弾を抜く
マガジンを装填したままだと、事故や誤発射の危険性があるため抜いておきましょう。誤射やチャンバーパッキンの変形を防ぐためにも、チャンバーに残ったBB弾も抜いておきましょう。
付属品の整理
マガジンやアクセサリーを一緒に専用ケースや元箱に入れて保管することで紛失防止になります。
定期的な点検と保守
定期点検
保管中も定期的にエアガンを点検し、異常がないか確認します。
適度な手入れ・メンテナンス
長期間使用しないとはいえ、半年に一回くらいは軽い清掃と手入れ・メンテナンスを行うことをおすすめします。簡単な手入れ・メンテナンスで保管中の劣化を防ぐことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、エアガンの初心者でも簡単にできる手入れ方法について解説してみました。
エアガンの性能を長く維持するためには、定期的な手入れと適切な保管が重要になることがわかったと思います。エアガンの基本的な仕組みを理解し、定期的に手入れ・メンテナンスを心がけるようにしてください。
この記事で皆さんがエアガンの手入れ・メンテナンスを知り、大切なエアガンを良い状態に長く保てるようになれば幸いです。
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