ガンランド トイガン買取店

HUDSON ハドソン M1 Garand(ガーランド)

遅くなってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます!

ガンランドでは新年早々に素晴らしいモデルガンの買取をさせていただきましたので、こちらで紹介をさせて頂きたいと思います!

それがこちらのハドソン M1 Garand(ガーランド)になります!

以前にホビーフィックスのM14を紹介させていただいた時にこのM1ガーランドの名前が出てきたと思うのですが、こちらの銃はM14と同じスプリングフィールド造兵廠で設計・製造されたM14のお兄さんとも言うべき銃になります、本当ならばこのM1を紹介してからM14を紹介したかったですね。

このM1 ガーランドはアメリカ軍の歩兵用の主力小銃として全面的に採用された初めての半自動小銃になっております。

当時(19世紀末から第二次世界大戦期)は装弾から排莢までを手動で行う所謂ボルトアクションライフルが主力小銃であり、連射速度に限度があったため様々な国で火力を増大できる歩兵用の自動小銃の開発を進めていました。ですが、歩兵用の自動小銃を作る際、「コスト」と「技術」、「弾薬の供給」がどうしてもネックになります。自動小銃の製造には高い製造技術が必要で、1挺当たりの製造コストはボルトアクションライフルに比べとても高くなり、また大量の弾を撃てるようにするには大量の弾薬が必要で、補給するための弾薬生産、ジープや小型トラックといった輸送手段の確保、即ち兵站能力が必要になります。

しかしアメリカ合衆国が「持てる国」「資本主義の合理性」「大量生産大国」「モータリゼーション」「銃器大国」であったためM1ガーランドという自動小銃を作ることができました。当時のアメリカ合衆国の軍人ダグラス・マッカーサー将軍は「我が軍に対する最も偉大な貢献の1つ」などと賞賛したと伝えられています。

M1 ガーランドの特徴は何と言ってもエンブロック・クリップ装弾方式という装弾方式です。

普通であれば銃はマガジンに弾を込めて装填すると考えると思うのですが、エンブロック・クリップ装弾方式では画像の様な挿弾子(クリップ)に8発の小銃弾薬を填めておき、銃のボルトを引き開けて上部からクリップごと差し込み装弾するという方法になります。

発射し終わると、最終弾の排莢と同時にクリップも排出され(特徴的なピーンという甲高い金属音が鳴ります)ボルトが後退位置で止まってホールドオープン状態となるので、普通の銃の様な撃ち終わった空のマガジンを交換する操作が必要なく、即座に装填操作に移行ができるシステムになっています。

聞いているととても良いシステムに見えると思うのですが、このエンブロック方式はM1ガーランド以降の銃には採用される事はありませんでした。

なぜなのかというと、M1ガーランドでは常に、挿弾子を使って8発の弾薬を一括で給弾する必要があります。ボルトアクションの様な後方へ固定するための独立した機構はないため、射撃途中に弾薬を一発ずつ追加装弾することが事実上不可能となっている為、一回弾薬を給弾するとその給弾した弾を撃ち終わるまで追加装弾がほぼできません。なので戦場では戦闘の合間に新しい挿弾子を補充する意図で、弾倉内の残弾をわざと適当に撃ち尽くす「ムダ弾撃ち」が発生したともいわれます。また、装填時にボルトやオペレーティングロッドで手指を挟み潰す「ガーランド・サム」と言われる危険も常に伴いました。さらに、先程にも書いた通り、最終弾発射後には排莢と同時にクリップも排出され、その排出の際にクリップにより「ピーン」という甲高い金属音が発生し、これにより、敵には最終弾発射が判別できてしまうので兵士の間では不評であったとも言われています。

話は戻るのですが、今回買取させていただいた ハドソン「 M1 ガーランド 」はそのエンブロックの装弾方式を忠実に再現しており、クリップも特徴的なピーンという甲高い金属音と共に排出されます!戦場では不評であったかもしれませんが、モデルガンとしてであればとても面白く、動かしていて楽しいギミックになっております!このハドソン製のM1ガーランドは銃本体としてもしっかりとした木製ストックで作られており、モデルガンでは一番完成度の高いM1ガーランドとも言われています!

この頃はとても素晴らしいガンをたくさん買取をさせていただいておりますので、今後の更新も楽しみにしていただければと思います。

  To be continued…